Zoomを始めとして、たくさんあるWeb会議のシステム。正直どれを使えばいいのか迷ってしまいますよね。そこで今回は、数あるWeb会議システムについて、網羅的に紹介するのではなく、目的や状況に応じておすすめのものを1つに絞って、合計3つだけご紹介してみたいと思います。
私にあったWeb会議システムはどれ?
無料でとにかくできるだけ簡単にWeb会議したい! → Meet now
「インターネットやパソコンに詳しくない。」「アプリを入れたり、登録したりするのが面倒。」そんな場合におすすめなのがMeet nowです。
Meet nowは、オンライン通話サービスの老舗Skypeの中のサービスの1つ。Skypeでは、主催者が登録していれば、参加者は登録不要でビデオ通話ができますが、Meet nowでは、主催者も含めていっさいのインストール・登録が不要。
したがって使い方はとても簡単。Skypeのサイトに行き、会議の名称を入れるだけ。アドレスが新しく発行されるので、そのアドレスを参加者に送ってクリックしてもらえば、ブラウザですぐにWeb会議をスタートできます。もちろんSkypeのアプリを入れていれば、それを使って参加することも可能です。
Skypeのサービスの一部なので、Skypeにもともと備わっているチャット機能などが使え、無料で時間制限もありません。参加できる人数が5人とやや少ないですが、その点だけ除けば、困ることはほとんどないでしょう。
メリット
- インストール、登録など不要で、すぐに使える
- 無料で時間制限もなし
- チャット機能、資料の送付機能、録画機能、画面の共有機能などの基本的な機能を搭載
デメリット
- 参加人数は5人まで
- 背景をぼかす機能はあるが、バーチャル背景には未対応
- ホワイトボード機能はない
- 録画機能や背景をぼかす機能、画面の共有機能は、アプリのインストールが必要
- 対応ブラウザがEdgeとChromeのみ
無料でやや多めの人数が参加できるようにしたい → Skype
「Meet nowは参加人数が5人までで、足りない。」「私はPCに詳しいけど、参加者はインターネットやパソコンに詳しくない。」そんな場合におすすめなのがSkype。
先ほども紹介しましたが、SkypeはMicrosoftが提供するオンライン通話サービス。このサービスのビデオ通話機能を使えば、Web会議をすることができます。
無料で時間制限もなく、チャット機能、画面共有機能などを完備。先日のアップデートでバーチャル背景機能にも対応しました。Meet nowとの違いは、Microsoftアカウントの登録とアプリのインストールが必要である点で、その代わり、50人までの参加が可能になっています。
メリット
- 無料で時間制限なし
- チャット機能、資料の送付機能、録画機能、画面の共有機能などの基本的な機能を搭載
- 50人まで参加可能
デメリット
- 全員にMicrosoftアカウントとアプリのインストールが必要
- ホワイトボード機能はない
有料でもいいから、軽くて機能が充実したものがいい → Zoom
最後に紹介するのは定番のZoom。Web会議専用のアプリとして開発されているZoomは、通信が安定していると評判。また、Web会議のための便利機能が豊富に用意されているのが特徴です。
録画機能、チャット機能、PCの画面を他の人と共有できる画面共有機能のほか、ホワイトボード機能や背景を変更できるバーチャル背景など、ほかのWeb会議アプリにあるものはほぼ揃っています。
最低限主催者は登録が必要ですが、主催者がURLを参加者へ配布すれば、参加者は登録なしに参加できます。無料では40分までしかグループ会議ができないところがデメリットですが、有料プランへの切り替えを検討できるのであれば、やはりもっとも有力な候補でしょう。
メリット
- ホワイトボード機能、録画機能、チャット機能、画面共有機能、バーチャル背景など、多機能
- 安定した画質と音質
- 最大100名まで参加可能(無料の場合)
- 参加者は登録の必要なし
デメリット
- アプリのインストールが必要
- 無料でのグループ会議は40分まで
まとめ
今回はWeb会議のシステムについて、絞ってご紹介しました。もちろんこれ以外にも、Whereby、Google Hungoutなど様々なサービスがありますが、ズバっとおすすめするとすれば、今回の3つになります。ぜひ参考にしてみてください!