会議を長時間続けていると、だんだんと頭が回らなくなってきますよね。頭が回らないと、余計に会議も進まなくなり、悪循環…。そんなときのリフレッシュとして、お菓子を用意することを考えてみましょう。
会議にお菓子を用意するメリット
会議中にお菓子を用意するメリットは何でしょうか。
1つ目は、脳に糖分を行き渡らせ、頭をリフレッシュできるということ。長時間の会議で脳のエネルギー源である糖分が不足すると、脳の働きも弱まってしまい、よいアイデアが浮かばなくなってしまいます。お菓子で糖分を補うことで、脳の働きを取り戻すことができるでしょう。
もう1つのメリットは、場の雰囲気を和やかにできること。会議というやや重苦しい場において、お菓子というカジュアルなものを投入することで、場の思い雰囲気を和らげることができるのです。
お菓子そのものもそうですし、出てきたお菓子を見て「このお菓子大好き!」「昔よく食べてたなあ」といった、ちょっとした雑談が生まれるのも、場の雰囲気づくりに役立ちます。ちょっとしたカフェのような雰囲気にすることができるのです。
これによって、気分がリフレッシュするだけでなく、会議自体の雰囲気がよくなるので、発言がしやすくなることが期待できます。
お菓子を用意するときの注意点
では、実際に会議にお菓子を出すときの注意点を見ていきましょう。それほどシビアに考える必要はありませんが、以下のことに気をつけると、より一層効果的です。
小分けのお菓子にする
買ってくるものは、原則、1つ1つが個別の包装に入っている小分けのものにしましょう。ポテトチップスのようなみんなで手を出して食べるタイプのものは、人によっては嫌がられますし、会議の場で机の中央にある大袋に手を伸ばすことにはやや抵抗が生まれます。小分けのものであれば、各自に配ってしまってもいいですし、中央に置いておいて好きなものを2,3個各自が取り、好きなときに食べるようにしてもよいでしょう。
しょっぱいものも用意しておく
年配の男性などは、甘いものが好きでない場合も少なくありません。お菓子を食べる食べないは個人の自由とはいえ、そもそも食べられるものが用意されていないのはまずいですよね。
チョコレートやクッキーなどだけでなく、おかきのようなしょっぱいものも入れておくと、誰でも手をつけることができるようになります。
小さめで音のなりにくいものにする
お菓子を会議の休憩時間にだけ食べるのであれば、あまり気にしなくてもよいのですが、長時間の会議でお菓子を常備しておくような場合は、できるだけ、一口二口で食べられる小さめのお菓子にするとよいでしょう。議論の最中にお菓子を一定時間もしゃもしゃと食べるのははばかられるますからね。
同様の理由で、大きめのおせんべいのような、音のなるものは避けましょう。議論中にばりばりと音を立てるのはやはりはばかられます。ただし、上述のように、しょっぱいものは用意しておきいたほうがよいので、一口サイズのおかきなどが適しています。
たまに豪華なものを出してみる
何回か続く会議であったり、定期的に行う課内の打ち合わせなどでは、いつも同じお菓子を出していると徐々に新鮮味がなくなります。
そうしたときには、例えば5回に1回などの割合で、ちょっと豪華なお菓子を出してみましょう。デパ地下で買えるような、1つで何百円するようなものを出すのです。参加者が「おっ、今日は豪華だね」となれば、会議の雰囲気が明るくなります。
会議用に買ったお菓子を配るのもよいですし、旅行のお土産やもらいもののお菓子を配るというのもアクセントになって、とてもよいですね。
経費はどうする?
会議中にお菓子を配るということに慣れていない場合には、「経費でお菓子買ってもいいですか?」と上司に聞いても、なかなか理解はされないでしょう。
まずは、自分のポケットマネーでちょっとしたものを買ったり、旅行のお土産を出したりするところから始めてみましょう。徐々に、お菓子が場作りに役立つことを理解してもらえれば、経費で買うことも認められるかもしれません。
まとめ
今回はちょっと趣向を変えた記事をお送りしました。会議において最も重要なことの1つが「場作り」。よい場作りのために、ちょっとしたお菓子はとても役立ちます。ぜひ一度試してみてください!