ZoomなどのWeb会議の議事録が自動で完成! 無料公開中のSloosの使い方をご紹介!

Web会議
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議事録の作成はWeb会議でも通常の会議でも大変な作業。その苦労を協力にバックアップしてくれるサービスが登場しました。それが文字起こしツールSloos。今回はSloosの機能や使い方をご紹介します。

Sloosとは?

Sloosは、ZoomやGoogle Meet、Skype、TeamsといったWeb会議システムや対面の会議において、発言者ごとに自動的に文字起こししてくれる夢のようなツール。現在ベータ版が公開中で、なんと、当面は無料で使えるようになっています!

QuantumCore - Sloos
議事録の作成が月額800円で無制限にでき、最大1ヶ月の無料トライアルを提供。Zoom・Teamsなどオンラインのウェブ会議と併用も可能。

Sloosの特長は?

Sloosのすごいところは、発言者ごとに分けて文字起こししてくれること。すでに同種のツールはありますが、事前の声の登録にかなり時間がかかったり、人数分の専用マイクが必要だったりと、導入に大きな壁があったとのこと。

Sloosでは特別な機材は必要なく声の登録も10秒ほどですみます。登録まで済んでしまえば、あとは普通に会議を進めるだけで、文字起こしをしてくれます。できあがった文章はテキストデータとして保存できます。

また、アプリのインストールも不要で、ブラウザで動作させることができます。動作環境は以下のとおりです。

OS:windows、Mac OS
ブラウザ:Google Chromeのみ
対応言語:現在は日本語のみ(順次対応予定)

Sloosの導入と使い方

早速実際に使ってみました。

申し込み・登録

Sloosを使うには申し込みが必要です。こちらのサイト(https://sloos.qcore.co.jp/)から申し込みページを開き、必要事項(法人名、氏名、メールアドレス)を入力します。法人名が必須になっているので、基本的にはビジネスユースを想定しているようです。

運営事務局からアカウントが発行されたら、ログインして初期登録します。

使い方

では早速使ってみましょう。

はじめにルームをつくります。このようにルームがつくられたら、中に入ります。

そして、声の登録を行います。名前を入力したあと「音声の登録」をクリックし、10秒ほど適当なことを話すと、その人の声が登録されます。これを参加人数分おこないます。(以下の画像は公式からの引用。サイトのトラブルで画像作成できないため、後日差し替えます。)

音声の登録が終わったら、「議事録の作成開始」をクリックして、会議をスタートさせます。このあとは、ふつうにしゃべっていくと、マイクで拾った声がテキストとして書き起こされていきます

Web会議の文字起こしという触れ込みですが、マイクに声が拾われればOKなので、通常の対面の会議でも、音がしっかり拾えれば文字起こしできることになります。

文字起こしの精度は?

私がためしにしゃべってみたところ、精度は80%程度でした。なかなかの精度で文字起こしされます。まだ実験回数が少ないので、もう少しいろいろ試してみたいところですが、期待できる精度と言えそうです。

声の登録をしていない人も、文字起こし自体は行われます(名前が表示されずUnknownとなる)。最低1名の登録は必要なので、ホストだけ登録して、あとは登録なしで文字起こしするという形も便利かもしれません。

いまいちなところは?

ルームは24時間で削除されるようになっています。そしてルームが削除されると、登録された声も削除されてしまいます。会議のたびに声を登録しなくてはならず、やや面倒ですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。文字起こしの精度がなかなか高いので、うまく使うこなせば、議事録作成に非常に有効なツールになりそうです。現在無料公開中ですので、ぜひ試してみてくださいね。

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