意見が活発に出る会議にするには? - アイスブレイクをしよう

会議の進め方
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初対面の人どうしの会議の場合や、ふだん交流の少ない他部署の人との会議では、参加者の間に緊張感があり、なかなか活発な会議にはなりません。そうしたときには、議論を始める前に、緊張をほぐすためのアイスブレイクを行うことが有効です。

アイスブレイクとは?

アイスブレイクは、参加者が緊張して固まっている状態(アイス(氷))を打ち壊す(ブレイク(壊す))ことを意味します。具体的には、簡単なゲームや自己紹介などを行って、緊張をほぐすことをいいます。研修やワークショップなどでは、初対面の参加者どうしがグループディスカッションなどをする場合が多いため、ほぼ必ずアイスブレイクが行われます。会議においても、参加者の緊張が強い場合や、活発に意見を出し合いたい場合などには、アイスブレイクを行うことが有効です。

おすすめのアイスブレイク

一般的によく使われるアイスブレイクには、次のようなものがあります。

他己紹介

2人1組になって、お互いに自己紹介をし合います(3分ずつ程度)。質問もして、お互いのことを少し掘り下げておきます。このときメモをとっておくとよいでしょう。そして、自己紹介が終わったら、全体に対して、ペアだった相手のことを代わりに紹介します。

名前積み木

ぐるっと輪になり、まず1人目が自分の名前を紹介します。次に隣の人が、「○○さん(隣の人の名字)の隣の、□□(自分の名前)です。」と、前の人の名前と自分の名前を両方いいます。さらに次の人は「○○さんの隣の□□さんの隣の、△△です。」と3人分いいます。このように、自分の名前を紹介するときには、それまでの人の名前を全部言うというゲームです。徐々に難しくなるので、詰まったら「頭文字は『さ』です」のようにヒントを与えてもよいでしょう。

テーマ別に一列に並ぶ

誕生日の順に一列に並ぶ、出身地の順に並ぶ(北東から南西に。だいたいで)など、テーマに沿って一列に並ぶゲームです。その後の休憩時間などに、誕生日の話題で盛り上がったり、出身地の話題で盛り上がったりするので、場の雰囲気を明るくすることができます。また、その後にグループディスカッションをする場合には、その列を使ってグループ分けをすることもできます。

なお、一言もしゃべらずにジェスチャーだけでコミュニケーションするという方法もありますが、場が静まり返ってしまうため、個人的にはあまりおすすめしません。

Good&New

最近あった良かったことを発表し合うアイスブレイクです。良かったことを発表するため、場の雰囲気を明るくすることができます。

嘘つき自己紹介

各自、A3の紙を4等分し、自分を紹介する事柄を4つ書きます(趣味、血液型、出身地など)。ただし、そのうち1つは嘘を書きます。そして、それを1人ずつ見せ、ほかの人は4項目について質問をするなどして、どれが嘘か当てます。

共通点探し

参加者がバラバラになり、適当にペアをつくります。「血液型は?」などの質問をして、2人の共通点を探します。1つ見つけたら、そのペアを解散して、別の人とペアになり、同じように共通点を探します。時間内に多く共通点があった人が勝ち、などとすると盛り上がります。

会議に応じたアイスブレイクを

ここまで、代表的なアイスブレイクを紹介しましたが、会議の種類や参加者、時間、普段の会議の雰囲気などによって、使えるものは変わってくるでしょう。

例えば、役員や取締役と若手社員が一緒に参加するような会議では、ゲームを行うのはやや難しいでしょう(本当は、ゲームをするくらいの柔軟さを経営陣にももってもらいたいですが)。

また、1時間しかない会議の場合に、10人で嘘つき自己紹介をするのは、1人3分としても30分かかってしまい、時間的に難しいでしょう。上記のGood&Newくらいであれば、比較的短時間で行うことができるので、1時間の会議でも使えるかもしれません。

このように、そのときそのときの会議によって、適したアイスブレイクは変わりますし、そもそも行うのが難しい場合もあります。その会議に適したアイスブレイクをよく考える必要があります。

あらたまったアイスブレイクが難しい場合には、「会議前に少し雑談をする」というのも、アイスブレイクと近い効果を得ることができます。「こないだ旅行にいったんだけどさ」と切り出したり、「GWはどこか遊びに行くの?」とふってみたりしてもよいでしょう。

あるいは、議題の1つ目を参加者1人1人からの状況報告にするという手もあります。ゲームほど雰囲気は和まないと思いますが、会議の場でまず声を発することができれば、次の発言へのハードルは下がるでしょう。

まとめ

会議で活発な意見が出ないときの、最大の原因は、場の空気感ではないでしょうか。強面の上司がいる、なんだか発言しづらい雰囲気、そうしたものが、参加者の発言する勇気をそいでしまいます。アイスブレイクは、そうした場合に極めて有効ですし、とりたててアイスブレイクをやらないとしても、会議の司会は、緊張を緩和するということに常に気を配っておく必要があります。

アイスブレイクには実に多くの種類があり、インターネットで検索すればたくさん見つけることができます。また、次の本もアイスブレイクの入門書としてとても役立ちます! ぜひ読んでみてくださいね。